子育て優先にしたいし、バリバリ忙しい病棟で働くのが疲れたし、夜勤がしんどいよ~
日勤勤務、時短勤務を希望している人は、クリニックや施設看護師が転職先として上がってくるよね!!
この記事では、日勤勤務、時短勤務の転職を探している方に、クリニックと施設看護師どちらにしたらいいのかメリット、デメリットを書いていきます
施設看護師のメリット、デメリット
施設看護師のメリット
① 定時に帰れるし、前残業もなし
② 施設によっては時短勤務可能。私の職場は、午前中だけで働かせてもらってます
③ 休み希望を細かく指示されない
④ 急な休みでも代わりに人を探さなくても大丈夫なので、休みやすい
⑤ ブランクがあっても高度な看護技術は求められない
① 定時に帰れるし、前残業もない
病棟では、30分ぐらい前に来て情報収集していませんでしたか?あまり、早く来ないでと言われていても、実際受け持ち患者が多くなると、情報収集なしに仕事を始められませんよね。
施設看護師では、始まる前にノートにさっと目を通すぐらいで大丈夫です。治療の場である病院と生活の場である施設との違いですかね。状態が変わっている方はほぼいませんので。
そして、残業もなく時間になれば帰ることができます。
② 施設によっては、時短勤務可能
非常勤でしたら9時~16時など時短で働くことができます。施設ではなく、療養型の病院などであれば、9時~17時や9時~18時で募集していたので私はあきらめました。
私は、施設内看護師として9時~13時で働いています。4時間勤務であれば、休憩をとらなくてよいので拘束時間が短くなるのでおすすめです。
③ 休み希望を細かく指示されない
毎月の休み希望いくつまでや連休ダメとか病棟では細かく指示されていました。私の施設でも介護士は人数が多いため、休み希望の数が指示されています。
しかし、看護師の場合、常勤看護師1人と私だけなので特に何も言われません。
④ 急に休んでも代わりの人を探さなくてよいので休みやすい
クリニックでは、少人数で回しているため自分が休みの時は、代わりを探したり結構迷惑がかかるので、気を使いますよね。
施設では、看護師が休んでも入浴などの介助は介護士が行っているので、迷惑にはなりませんし、翌日には看護師が出勤するので処置をまとめて行えばいいだけです。緊急を要する処置はほぼありませんので、急に休みを取らないといけなくなったとき、他の職場に比較すると休みやすいです。
⑤ ブランクがあっても勤めやすい
ブランクがあると、注射など看護技術に不安がありますよね。施設看護師であれば、吸引や胃ろう、ストマ処置、皮膚トラブルの対応、血糖測定ぐらいです。バルーン交換や、採血は、往診の際に往診看護師が行います。
高度な看護技術は求められないので、ブランク明けには勤めやすいです。

施設看護師のデメリット
① 看護処置より介護中心
② 施設によっては看護師vs介護士のようなところもある
③ 道具が少ない
④ 判断は1人でしなければならないことがある
⑤ 時給はだいたい1500~1600円/時。
① 看護処置より介護中心
看護処置といえば、吸引や胃ろう、ストマ処置、皮膚トラブルの対応、血糖測定ぐらいです。採血やバルーン交換等も往診の際に往診側の看護師が行います。
なので、日々行うことといえば、排泄介助や食事介助など介護中心となります。看護技術を学びたい、技術アップしていきたい人は、施設看護師は避けたほうがいいです。
② 施設によっては看護師vs介護士のところがある
看護師側としては、「入浴介助は、介護士の仕事でしょ」という態度で接していることもありますし、介護士側としては「看護師はえらそうにしている」という態度で接しているようです。
私の職場では、看護師vs介護士の職場にしたくないという上司の理念がある職場なので、一切ないです。
あとは、施設の中でも人数の多いところに行くと、人数も増え、忙しくもなるので対立するところも多いかもしれません。
私の施設は小規模多機能型施設で30人未満の利用者しかいませんので、忙しくもないので対立がないのかもしれません。
③ 道具が少ない
例えば褥瘡になる可能性があったとしても、ドレッシング材には種類や数には限りがあったり、コスト面を病棟にいたころよりも意識しないといけません。
必要なものは、ネットで注文もできますが、限りある資源の中で工夫して看護をしないといけません。
④ 判断をひとりでしないといけないこともある
施設長も介護士であり、看護の知識を持っているものは自分だけという状況があります。
入浴してもよいかの判断だけでなく、何か異常時に急いで往診の医師に連絡すべきなのか、そうでないのかの判断もしないといけません。
⑤ 時給は約1500円~1600円
時給は、安めです。常勤の人でもボーナスがない場所もあります。高時給を求めている人には施設は向いていないです。
時給よりも、のんびりさを求めている人には向いています。
クリニックのメリット、デメリット
クリニックのメリット
① クリニックによっては点滴が多いところもあり、点滴技術は衰えない
② 緊急時、周りには医師や他スタッフがいるので困らない
③ 時給が高いクリニックもある。施設看護師よりは高め。
① クリニックによっては点滴が多いところもあり、点滴技術は衰えない
病棟からの転職を考えている場合、点滴技術はキープしておきたいと考えている人もいるかもしれません。その場合は、点滴の多いクリニックを探すこともできます。
② 緊急時、周りには医師や他スタッフがいるので困らない
施設とは違い、医師がそばにいますし、自分一人で判断をしないといけないということはないです。とても心強いですよね。
③ 時給が高いクリニックもある
時給2000円/時という募集も見かけたことがあるので、場所によっては高時給なクリニックもあります。
時給を優先したい場合は、このような時給高めのクリニックを探すのがいいでしょう。
クリニックのデメリット
① 残業が2時間ほどあるクリニックが多い
② 急な休みを取るときに代わりのスタッフを探す必要がある
③ 点滴が多いところは、ブランク明けにはハードルが高い
① 残業が2時間ほどあるクリニックが多い
午前診(12時まで)募集でもそのあと1.5時間~2時間は残業があるので、帰るのは14時ぐらいになります。
転職サイトを利用しましたが、クリニックは残業があることを念頭に置いた方がいいといわれました。私は、残業が嫌だったので、クリニックを選びませんでした。
② 急な休みを取るときは代わりのスタッフを探す必要がある
クリニックによっては、自分が休む際、他の人と休みの交換など調整する必要があるところもあります。少人数で働くクリニックですので、一人当たりの比重が大きいので、休みづらくはなります。
③ 点滴が多いところは、ブランク明けにはハードルが高い
ブランクがあると看護処置に不安がありますよね。特に点滴や採血は、緊張します。
点滴が少なそうなクリニックなら良いですが、そうでないクリニックも多いので、慣れればよいですがそれまでは緊張するかもしれません。
それぞれのメリット、デメリットを理解して、転職活動してくださいね
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